今回は、「a + 動詞句」は、どういう意味があるのかを説明いたします。
その前に動詞句について説明いたします。
Voy a leer el libro.
Quiero jugar al fútbol.
黄色のマーカーのところが動詞句です。つまり、動詞句とは「動詞の原形からその終わりまでのひとかたまり」です。
それでは「a + 動詞句」の用法を見ていきましょう。
1.条件
「a + 動詞句」で条件を表すこともできます。訳は「~ならば」という意味になります。
例文1
A juzgar por su traje, está trabajando en esta empresa.
(服装から判断すると、彼はこの会社で働いているところだ)
例文2
A ser posible, quiero que vayas a la fiesta conmigo.
(可能ならば、私と一緒に祭りに行ってほしい)
例文3
A no decidirlo, nada ocurrirá.
(それを言わなければ、なにも起きないだろう)
2.未来・予定
名詞を修飾する「a + 動名詞」で、「~するはずの、~すべき」という意味になります。
例文1
Nos hemos encontrado con el problema a resolver.
(私たちは、解決すべき問題に直面してます)
例文2
Compró la casa a vender.
(彼は、売り家を買った)
例文3
Hay muchos temas a tratar.
(扱うべき議題がたくさんあります)
3.命令
命令を表すこともできます。「a + 動詞句」の形だけでなく、「a + 名詞」でも命令を表すことがあります。
例文1
A callar.
(黙れ)
例文2
A no gritar.
(わめくな)
例文3
¡A trabajar todos!
(皆、働け!)
例文3
Tú, a la cama.
(寝なさい)
※「cama」は、「ベッド」という意味です。
4.目的
「~のために」という意味にもなります。こちらも「a + 名詞」でも使われることがあります。
例文1
He venido a verte.
(私は、あなたに会うために来た)
例文2
Voy a Tokyo a que vea la torre de Tokyo.
(東京タワーを見るために東京へ行く)
※「a que + 接続法を用いた文章」で、「~のために」という表現になります。
例文3
Trabajo a beneficio del empresa.
(私は会社の利益のために働いている)
5.まとめ
「a + 動詞句」の用法
条件
未来・予定
命令
目的
本日は、「a + 動詞句」について説明いたしましたが、前置詞『a』って覚えることが多いですよね。ですので、前置詞『a』について説明したページを作成いたしました。よければご覧ください。
覚えることが多すぎる前置詞『a』の使い方を分類化してみました
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