こんにちは
本日は、スペイン語の「失敗する」の単語をご紹介致します。スペイン語で「失敗する」と調べると「fracasar」が出てくることがあって、それを使ってしまうと誤解を招く可能性があります。今日は、「失敗する」の表現について、どの場面で、どの表現を使えばいいのか、を例文を使いながら説明していこうと思います。また、「equivocarse(間違う)」に関しても、使い方が少々厄介なので、説明していこうと思います。
・fracasar
「fracasar」は、取り返しのつかない大失態のような大きな失敗の時や
ビジネス、国の政策などで失敗したときに使われます。
また、人生を変えるような失敗をした時にも使うことができます。
日常会話では、使われる頻度は少ないです。
もっと大きな失敗を表現したいときは「aplastante(圧倒的な、壊滅的な)」をつけて、
「fracaso aplastante(大失敗)」という表現もあります。
He fracasado como abogado.
私は弁護士として失敗した。※「abogado」=「弁護士」
例文2.
Fracasé en la relación con Isabel y nos divociamos.
イサベルとの関係で失敗し、離婚することになった。
※「divociarse」=「離婚する」
例文3.
Dio su apoyo a la poítica del gobierno, pero esa faracasó.
彼は、政府の政策を支持していたが、それは失敗した。
※「dar un apoyo a ~」=「~を支持する」
「poítica」=「政策」
例文4.
Fracasó en el trabajo y su empresa perdió 200 millones yenes.
彼は、仕事で失敗し、彼の会社は二億円を失った。
・salir mal
「salir mal(失敗に終わる)」は、日常でもよく使われる表現です。
ちなみに対義語は「salir bien(成功する)」です。
Me ha vuelto a salir mal en el trabajo.
仕事でまた失敗した。※「volver」は、「戻る」という意味もありますので、「volver a 動詞」で「再度~する」という意味になります。
例文2.
Le ha salido mal el examan.
彼は、受験に失敗した。
※主語は、「el examen」です。
例文3.
El projecto salío mal.
そのプロジェクトは失敗した。
・equivocarse
「equivocarse」は、「失敗する」という意味ではなく、
「間違える」という意味なので、今まで述べてきたものとは
別のものになりますが説明させていただきます。
前置詞によって、意味が変わってきます。
equivocarse de ~ (~を間違える)
equivocarse en ~ (~内で間違える)
これだけだと分かりにくいと思いますので、
例文をご覧ください。
例文
〇Equivocarse de examen
受けるべき試験を間違える
〇Equivocarse en el examen
問題の回答を間違える
「en」は、~内という意味があるので、「試験内で間違える」
ということですね。
また、「AとBを間違える」という時は、
「confundir(混同する、混乱させる)」を使います。
confundir A con B (AとBを間違える)
最後に
いかがでしたか。
最後までご覧いただきありがとうございます。
失敗を重ねることで、成功につながります。というわけで、「成功する」についてもお話しした記事を書いておりますので、もしよかったら見てみてください。
「成功する」紛らわしいスペイン語表現
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