「rechazar, denegar, negarse(断る)」紛らわしいスペイン語

こんにちは

今日は、断るの言い方についてお話致します。断るとスペイン語で言う時に「rechazar」と言いがちですが、実は「rechazar」は、使い方に注意しなければならない単語です。また、「断る」と調べるといろいろな単語が出てきます。

今日は、いろいろな「断る」の単語を紹介しながら、それぞれ使い方を説明していきます。

目次

・rechazar
・negarse
・denegar




・rechazar

突然ですが、以下文章は正しいと思いますか

Le pedí salir conmigo, pero se rechazó.
私は、付き合ってくれるように頼んだが、断られた。

※「salir con ~」で「~と付き合う」という意味です。

この文は、意味は通じると思いますが、不正解です。まぁ、意味は通じるので三角にしておきます。

「rechazar」は、仕事や提案などに使う少し硬めの表現です
なので、この場合は使えません。

では、この場合は、どのような表現にすればいいのでしょうか。

 

・negarse

その時に使うのが、この「negarse」です。
「negarse」は、日常で使える「断る」の表現です。
「negarse」の代わりに、「decir que no (no と言う)」の表現でも構いません。
「decir que no」のほうが、覚えやすいかもしれませんね。

 

〇 Le pedí salir conmigo, pero se negó.
私は、付き合ってくれるように頼んだが、断られた

これが正しい表現です。もしくは

〇 Le pedí salir conmigo, pero ,me dijo que no.
私は、付き合ってくれるように頼んだが、断られた。(Noと言われた)

 

 

・denegar

最後に「denegar」についてです。「denegar」は「手続きを断るとき」などに使います。具体的に言うと、ビザ、パスポート、入学手続き、その他の公的な手続きに使うことができます。
今までの中で、一番堅苦しい『断る』の表現かもしれませんね。

 

本日のまとめの例文
 
例文1.
Rechacé la propuesta de mi jefe.
私の上司の提案を断った


例文2.
¿Puedes venir al lugar de trabajo para mi?  Me niego/No.
私のために職場に来てくれますか。       お断り


例文3.
Le pediste terminar el trabajo en lugar de tú.
Pero, te dijo que no / Pero, se negó.
あなたは、代わりに彼に仕事を終わらせるように頼んだが、
彼は断った

※「en lugar de ~」は「~の代わりに」という意味です。


例文4.
Denegaron la solicitud de patente.
特許出願は断られた

※「solicitud(読み:ソリシトゥッ)」=「申請、出願」
「patente(読み:パテンテ)」=「特許」

主語が不明の時は、動詞は三人称複数の形になります。
Robaron mi cartera.
私の財布が盗まれた。
のような主語が不明の時に起きますので、注意してください。




最後に

いかがでしたか。

最後までご覧いただきありがとうございます。

他にも、間違えやすいスペイン語など紹介していますので、よかったら見て行ってください。

「壊す、壊れる」日本人が、間違いやすいスペイン語

間違いやすいスペイン語単語「広い」について

 

スペイン語学習者の皆様、言語取得のコツはとにかく積極的に話すことです。もし、今一人でスペイン語を勉強しているなら、スペイン語の教室へ通くことをお勧めします。プロとスペイン語でコミュニケーションの練習ができますし、言語は、独学で学ぶのは、とてもつらく困難な道です。
どの教室に行くか悩んでいるなら、ベルリッツがオススメです。満足度97.4%を誇り、複数言語を扱う数少ない優秀な教室です。評価も高く、授業の質に関しては、高い評価を得ています。趣味などではなく、本気でスペイン語を話せるようになりたいならなら、プロの力をかりるのが近道です。初学者の方も多く学んでいます。ぜひ、お試しください。
ベルリッツ

皆様の勉強が実ることを祈っています。



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です