こんにちは
今日は、スペイン語の「できる」という表現についてお話ししようと思います、
正直、すべて「poder」を使っても通じるのですが、
細かい文法をいうと、「スペイン語を話せる」は「poder」は、不適切です。
今日は、「saber」と「poder」の違いを例文を交えながら、お話していきます。
では、早速行ってみましょう。
「saber」と「poder」の違い
冒頭で言いましたが、「スペイン語を話せる」は「poder」を使うのは不適切です。
なぜかというと、『技術やスキル』のことを言う時は、「saber」を使います。
まぁ、「poder」を使ってもはっきり言って、通じます。
私も学習し始めた頃は「Puedo hablar español」と言ってましたが、
特に指摘されることはなかったです。
ですが、「スペイン語を話す」というのは『スキルの一種』ですので、正式な言い方は、
Sé hablar español.
となります。
例文1.
Sabes tocar el piano.
ピアノが弾ける。
例文2.
Subieron jugar al fútbol.
フットボールをプレイすることができる。
一方で、「poder」は、可能であるかどうかを表します。
「物が持てる」「時間通りに着くことができる」などに使います。
ですので、「スペイン語が話せる」と言っても間違いではないですが、
「saber」とは少しニュアンスが違ってきますよね。
例文1.
Puedes llegar a tiempo.
間に合いますか。
※「llegar」なので、「着く」ということを連想しがちですが、
この「Puedes llegar a tiempo.」は、仕事の期日、作業などにも使うことができます。
とても便利なフレーズです。
例文2.
Puedo asistir en la reunión en tu lugar.
あなたの代わりに会議に出席できます。
最後に
いかがでしたか。
微妙な違いですが、皆様もぜひ使ってみてください。
ネイティブから、「この人できるな」と思われるかもしれません。
余談なのですが、この「poder」「saber」という単語どちらも活用形がとてつもなく不規則な単語です。
おせっかいですが、テストや実際に話すときなど、いざという時に困らないように、どのように変化するのかをしっかり覚えておきましょう。
他にも、間違って使うと大変になる表現や紛らわしい表現などもご紹介しております。
良かったらぜひ見て行ってください。
「conocer, saber, saber de(知っている)」の違い
いかがでしたか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回の知識が皆さまの役に立ったのなら幸いです。
言語は、コミュニケーションや意思疎通するためのツールですので、
人と話すことが言語習得の一番の近道なのです。もし、独学で学習をしているなら、『語学学校ベルリッツ』をお勧めいたします。
ベルリッツの強み
①140年にわたる豊富な経験からなる学習メソッド
②初心者から上級者、キッズからシニアまで豊富で最適なカリキュラム
③国内60店舗(オンラインも可)、1000名以上の外国人教師
④場所も時間も柔軟に選べる
⑤講師・レッスン内容・スタッフ対応にて口コミ5段階評価で4以上の数値(12/29時点)
下記の「スペイン語」から公式ホームページを見ることができます。
ベルリッツのスペイン語
皆様のスペイン語学習が成功することを祈っています。