IT未経験の私が、1か月で、LPIC レベル1を合格できたので、使った教材や勉強のやり方、合格の目安をお話いたします。

本日は、LPIC LEVEL1を一か月で取得できたので、使った教材や勉強の進め方、どのくらい できるようになれば合格できるのかについてお話いたします。

「勉強の始め方が分からない」「どの教材を使うか悩んでいる」という人は、ぜひ参考にしてください。

勉強の進め方と教材について

まず、私が使った教材は以下の4つです。この順番で勉強を進めていってください。

  1. 1週間でLPICの基礎が学べる本
  2. Linux教科書 LPICレベル1
  3. Ping-T
  4. LPIC レベル1 スピードマスター問題集

全部買うと一万円近くかかりますが、一回で確実に合格したいのであれば、買うべきだと思います。 というのも、LPIC LEVEL1の試験は、101、102の両方で、約15,000円の受験料がかかります。 不合格になれば、とてつもなくお金がかかります。

そう考えれば、この4つの教材を使った方が良いと感じるはずです。では、教材についての 説明を致します。

1週間でLPICの基礎が学べる本

最初にやるべき本です。基礎と書いていますが、Linuxの仕事に携わったことがないなら、この本から 始めることをお勧めいたします

次に紹介する「Linux教科書 LPICレベル1」から勉強から始めると、出てくる用語が分からなかったり、 ハンズオン(自分でLinuxを使って学習する勉強)がないため、挫折する可能性が高いです。

この本では、自分でLinux環境を作って、ハンズオンで勉強ができるため、Linuxをどのように動かすかなどを 学習できます

Linux教科書 LPICレベル1

LPIC合格のための教科書です。教科書なので、基本的に文章が多いです。章ごとに実践問題が あるので、活用すれば、知識もより定着することができます。書いてあることを全部覚えれば、 ほぼ確実に合格できると思います。

ただ、問題を解かなければ、知識を生かせないので、この本だけで合格するのは厳しいです。 この本で得た知識を試験に生かすために、次の実践問題集を活用しましょう。

Ping-T

Ping-Tのサイト https://ping-t.com/

インターネットの学習サイトです。正直に言うと、この教材がLPICの試験の中で一番重要だと私は思います。 間違えた問題を繰り返し、見返したり、模試の機能があったりと、確実に知識を定着させる機能が あります。

仕事などで、Linuxの知識がある人なら、Ping-Tだけをやっていれば合格できます。 そのくらい重要な教材です。ただ問題集なので、Linuxの知識が全くない人が進めるのは しんどいと思います

101試験の学習コンテンツは、無料でできます。102や他の学習コンテンツは、お金がかかりますが、 LPIC LEVEL1の102試験だけだったら、1か月で、ほぼ確実に合格できるので、1か月分で十分です。

模試をやって、80%をコンスタントに取れるようになれば、次の教材をやりましょう。

LPIC レベル1 スピードマスター問題集

最後はスピードマスターですが、なぜこの教材を最後にしているかと言うと、 私が、これまで紹介した教材で、一番難しいと感じたからです。

ただ、Ping-Tまで進めて、この教材を9割ぐらいできるようになれば、ほぼ確実に合格できると思います。

どのくらい解けるようになれば合格できるのか

本日紹介した教材をすべてこなして、最後にPing-Tの模試モードを何度か(5回以上)解いて、80%を下回らないので あれば、私は責任は持ちませんが、確実に合格できると思います。Ping-Tの模試で70%を出してしまうなら、合格できるかもしれませんが、不合格になる可能性も十分にあります

また、LPIC試験は、選択肢問題がほとんどですが、何問か記述問題(入力問題)があるので、重要なコマンドや 重要なファイル名、よく見るファイル名は記述できるようにしておきましょう

本日の教材は以上になります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Ping-Tのサイト https://ping-t.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です