1週間でLPICの基礎が学べる本-インフラエンジニアがすすめる知識ゼロでも挫折しない本

皆さまこんにちは
本日は『1週間でLPICの基礎が学べる本』、通称『かめ本』についてお話いたします。 私は1カ月以内でLpicLevel1の101と102を合格したのですが、最初に使ったのが この本でした。これからLpicの学習を進めていく人、今現在進めている人も ぜひ最後までこの記事を読んでいってほしいです。

この本の特徴

この本の特徴は、本の紹介文にもある通り、初心者がスムーズに試験対策を 行えるということです。いわゆる入門書というものです。

私もLpicの学習を始めた時は、この本から学習を始めました。 込み入った話が出てこないので初学者でも理解しやすく、挫折しにくい本だと思います。 しかし、重要な部分はしっかりと出てきます。この本で学習をすれば、 Linuxやネットワークについての基礎と根幹を学ぶことができます。

しかし、入門書であるため、この本のみで試験に合格することはほぼ不可能だと思います。 Lpicの試験にはコマンドやLinuxのフォルダやパスが出てきます。この本でも コマンドやフォルダ・パスについて学ぶことができますが、根幹のものしか 出てこないため、Lpicの試験範囲を網羅することができません。

この記事の最後に「この本の学習が終わったら」という章を書きましたので ぜひご覧いただければと思います。

この本の長所・短所

長所

・挫折しにくい
主要な部分を網羅しており、細かい部分については書かれていないためというのも ありますが、説明も分かりやすく、本の文章自体もごちゃごちゃしてなくて、 見やすいです。

・Lpicの学習をスムーズに進められるようになる
最後の章で『赤本』と呼ばれるLpicの教科書のような本についてお話しますが、 その本から学習を進めると突然膨大な量の初心者が理解できたりできなかったりする知識が 出てきます。 この本で根幹を理解しておけば赤本にもスムーズに入ることができると思います。

・一週間で終わる
これは人それぞれかもしれませんが、本の構成上スケジュール通りに進めれば、 一週間で終わります。一日に学習する量をしっかり決めて計画的に学習しましょう。

短所

・この本だけでは合格できない
先ほど申し上げた通り、Lpicの範囲は膨大なので、この本だけで合格するのは 不可能と言っても過言ではありません。しかし、初心者が合格するには、 この本から始めることが一番の近道だと私は思います。

この本の学習が終わったら

この本の学習が終わったら『Linux教科書 LPICレベル1』を使って学習していきましょう。 かめ本を通過して、この本を学習すれば簡単には挫折しません。 ただやはり、『Linux教科書 LPICレベル1』の分量は膨大で本も分厚いです。

これと同時並行で『Ping-T』というweb問題集を進めていけば、 教科書のどこを重点的に覚えればよいかよく分かるので、 かめ本が終わったら『Linux教科書 LPICレベル1』と『Ping-T』を同時並行で 進めていくことをお勧めいたします。

書籍『Linux教科書 LPICレベル1』についてインフラエンジニアの私がお話いたします。

LpicLEVEL1について『Ping-t』の評価と何割ぐらい取れれば試験本番で合格できるか-現役インフラエンジニア解説

この二つについての記事も書きましたのでご覧いただけると幸いです。 最後まで読んでいただきありがとうございます。みなさまの合格を祈っております。