ITエンジニアの平均年収は?ITエンジニアが収入を上げる(個人的に考える)方法をご紹介。

本日はITエンジニアの平均年収や給与アップについてお話いたします。

ITエンジニアの年収

さっそくですが、以下のグラフにてエンジニアの年収をまとめました。 ITエンジニアの年収を調べるとサイトごとに違ったり、 調査している企業によって異なる場合が多々あります。 ですので本日は、ありとあらゆるサイトの年収データをまとめてみました。

 

 

サイト 会社 表示年収
求人ボックス 求人サイト 491万円
doda 求人サイト 442万円
コエテコcampas スクール 542万円
MichaelPage 外資転職エージェント 576万円
ユニゾンキャリア 転職サイト 544万円
TECKSTOCK(政府統計e-Statのソース) 案件紹介サービス 522万9700円
TECH CAMP スクール 436万円
type 転職エージェント 約443万円
レバテック 転職エージェント 598万円
全体の平均 510万円

エンジニアで給料を上げるためには

大企業に入社する

これはどの業界でもそうですが、一番確実な方法です。 実際、転職サイトや口コミをみると大企業の方が平均給与が多いです。 理由としては中小企業よりも大企業で実績のある会社への依頼の方が案件の費用が高くなる傾向があるからだと思われます。

また、大企業は福利厚生面が充実していることが多いです。 福利厚生が充実していると給与は高くなくとも十分に貯金ができることが多いです。

国内における大企業の割合は、約0.3%と言われております。 そのため、入社するのは非常に困難です。 入社する方法と以下の二つですが、それぞれ詳細に説明します。

  1. 転職する
  2. 新卒で入社する

①転職する

現実的な話をするとIT未経験から大企業に入社できるパターンはかなり稀です。 前職で凄まじい成績を残したとかなら未経験からでもチャンスはあると思いますが、 中途採用では即戦力を採用するため、ITの会社に勤め経験を積んだり、自身でアプリ開発や構築など行っていたなど 実績のある方が採用される可能性が高いと思われます。

そのため、中企業で経験を積み、大企業に入社するのは一番確実な方法と言えるでしょう。 ただ、何も考えず、業務をこなしていても大企業に入社するチャンスは少ないと思います。

IT企業に務めている方は今から私が書くことに共感を得てもらえると思いますが、 IT業界と言うのは覚えることが非常に多く、また全分野を極めるのはほぼ不可能ですし、 一分野だとしても、他のITツールとの連携などで他分野も学習する羽目になるなど、どう転んでも多くのことを覚えなくてはなりません。

IT業界で他より秀でるためには、積極的に新しい業務をこなしたり新しいシステム・ツールの導入などで実績を積むことが大切です。 そしてそれを実行するには積極的にITの学習をすることが大切です。

学習方法は自分で何か作ってみたりするのも良いですし、関連しそうなIT資格を片っ端からとるなども 知識を組み合わせることができるので良いと思います。 私が思う有力な資格については後ほど『資格をとる』の章でお話させていただきます。

そのようにして実績を積み上げることで大企業転職には有利に慣れます。

②新卒で入社する

日本には未だに新卒と言う形式で大企業に入社するチャンスがあります。 大学でITの資格を持っていたり、簡単なwebサイトの構築などができるだけでも 大企業に入れる可能性はグーンと上がります。

ITの資格は、ITパスポートなどではなく、基本情報やLpic/Linuc、クラウド系の資格など少し苦労する資格が良いと思います。 私が思う有力な資格については後ほど『資格をとる』の章でお話させていただきます。

資格をとる

資格を取ることによる給料アップの方法は以下の二つがあります。

  1. より良い企業への転職の際に有利に働くから
  2. 資格手当がもらえるから

まずは資格手当についてのお話からしていきます。

②資格手当がもらえるから

IT企業の多くでは資格手当と言うものが採用されており、 資格を所持していれば月給が1万円上がったり、報奨金で10万もらえたりします。

なぜそんなにもらえるかという理由ですが、依頼を受ける際に単価が上がるからだと思います。 単価と言われても分からないと思いますので、分かりやすく説明すると

例えば、飲食店が売り上げの計算や記録をシステムで自動したいと考えた時に、 IT企業の社員やチームにそのシステム開発を依頼することとなります。 その依頼をする際に飲食店側がIT社員一人当たりに支払う額を単価というと思ってください。

もっと単価について知りたいと思う人は下記サイトをご覧ください。
システムエンジニア(SE)の単価相場はいくら?

基本的に有資格者の方が無資格者よりも高い単価で依頼を受けますので、 依頼を受けるIT企業としても社員一人一人に有益な資格を持ってもらいたいのだと思います。

①より良い企業への転職の際に有利に働くから

厳しいですが、現実的な話をすると資格だけ持っていても転職には有利に働きません。 ITでの実績があり、かつ資格を持っていれば、転職に大いに役に立ちます。

ですが、ITパスポートや20代後半で基本情報を取得しても転職にはあまり役立ちません。 私が思う転職に有利に働く資格を紹介しようと思います。

転職に有利な資格

1.クラウド系の資格。

今やクラウドファーストが主流のIT業界ではクラウドの資格はIT企業にとって必須と言っても過言ではありません。 個人的にですが、どのIT企業でもクラウドの部署があったり、会社自体がクラウドしかないなどの印象を受けています。

クラウドは、AWS、Azure、GCPの資格が良いと思います。

クラウドプラクティショナーの資格を2週間で合格できたので、勉強方法、学習時間、使用教材、注意点についてお話いたします。

2.IT国家資格

IT国家資格には、基本情報、応用情報、安全確保支援士、ネットワーク、データベース、システム監査技術者、ITストラテジスト、ITサービスマネージャなど 10以上の資格があります。

国家資格は難易度は高いものが多々ありますが、その分得られるものも多いですし、転職に有利に働きます。 上記で上げた資格はセキュリティエンジニアになりたいなら「安全確保支援士」、ネットワークエンジニアになりたいなら「ネットワーク」など コンサルになりたいなら「ITストラテジスト」など分野に分かれておりますが、他の分野の資格を持っていても十分有利になると思います。

3.Lpic,LinuC

Lpic,LinuCの違いについては試験内容はほとんど変わりません。LinuCは日本国内用でLpicから独立した資格だと思ってください。 こちらはLinuxサーバに関する資格です。

基本Linuxサーバのコマンドや設定ファイルとかが主な出題範囲ですが、 メールサーバ、ADサーバ、ネットワークなどITでは重要な知識を学べます。 一般的にLinuxサーバはあまり聞きなじみがないかもしれませんが、IT企業ではよく採用されているサーバで、 画面をクリックして操作するWindowsサーバとは違い、Linuxサーバは基本的にコマンドのみの操作なので知識がないと操作できないサーバになっております。

Linuxサーバのメリットについては色々あるのですが今回の記事とは関係ないので、ここでは割愛します。 Linuxサーバはよく使われており、知識が必要なので、資格を持っていると転職に有利に働くということをこの記事で理解していただければ十分です。

IT未経験の私が、1か月で、LPIC レベル1を合格できたので、使った教材や勉強のやり方、合格の目安をお話いたします。

フリーランスになる

こちらは実績が必須となりますが、フリーランスは一般的に正社員よりも給料が高くなる傾向があります。 「フリーランス 平均年収」で検索してもらえれば分かる通り、正社員と比べ年収が非常に高いです。

理由は、おそらく単価が直接自分に支払われるからだと思います。

先ほどの例をもう一度使わせていただきます。 例えば飲食店が注文や売り上げの管理をシステムで自動化したいと思い、IT企業に依頼するとします。 その際、飲食店はIT企業に対し、エンジニア1人あたりに単価を支払います。 単価はIT企業の社長、幹部、上司、そして依頼をこなす社員に還元されます。 ですが、企業に属さない場合はフリーランスエンジニアに直接単価が支払われるので 取り分は大きくなります。

ですが、フリーランスは実力がなければ依頼される案件も途絶えてしまい、結局安い金額で案件を受けざるを得ない状況となりますので、 実力を付けたり、しっかりと自分を見せる・売り込むことが大切です。

本記事は以上となります。 これからITエンジニアになろうという人も今ITエンジニアをやっている方々にもこの記事が参考になればと思います。 最後までご覧いただきありがとうございました。

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