プログラミングがつまらないと感じる原因と対処法－挫折しないための勉強法など

目標がない

ゴールのない勉強で、モチベーションを保つのは不可能と言ってよいでしょう。

目標設定についてですが、「将来エンジニアになりたい」「将来フリーランスとして働きたい」 「収入を上げたい」という将来の曖昧な目標ではなく、「何を作りたいのか」を決めるとよいでしょう。

「将来、何を作りたいか」と考えるのもいいですが、未経験からIT企業に転職したい場合は、 「面接先に提出するポートフォリオで、何を作るのか」を考えるとよいです。

私は、教育業界で働いていたこともあったので、英単語クイズのwebアプリを作り、面接先の企業に提出しました。 もし、料理が好きなら、「クラシル」のような料理アプリの簡易版を作るのも良いですし、 何か商品を紹介するwebサイトでも構いません。

そして、何を作るのか決まると、何のプログラミング言語を使えばよいかが決まってきます。 クイズアプリを作りたいなら、googleで「クイズアプリ　プログラミング言語」と検索すれば、 何の言語で作れるのかを調べることができます。

「ポートフォリオで何を作るのか」「何の言語で作るのか」が決まれば、 その言語の基礎を教材で学んで、google検索などで、サイトやアプリの作り方を見て、 自分なりにアレンジ、新しい機能を実装するだけです。

人間は、漠然としたものに対して、モチベーションは上がりません。 やることが明確になると、モチベーションが上がり、つまらないと感じることは少なくなります。

難しい言語に手を出す

初学者がやりがちなミスですが、難しい言語に手を出すと勉強が思うように進まず、プログラミング学習がつまらないと感じてしまします。

例えば、「Javaっていう言語がIT企業で需要高いよね」と思って、Javaから勉強するとつまらないと 感じるかもしれません。私がそうでした。私は、Javaを序盤に勉強して、一度挫折しています(笑)。 PHP, Pythonを一通り勉強すると、Javaの勉強も苦にならなかったのですが、序盤に手を出すものでは、 ないと私は感じました。

初心者向けで、需要が高い言語は、PHP, Ruby, Pythonあたりです。このあたりの言語だと、 検索すると、求人が１万以上出てきます。今後需要が尽きるということもない言語だと思います。

これら言語と他の言語を組み合わせて、ポートフォリオサイトを作ると、スムーズに作成できますし、 ほとんどの企業で評価されますので、良いと思います。

ちなみに、私は、転職の際、ポートフォリオで、HTML,CSS,PHPでクイズwebアプリを作りました。

挫折が多いー分からないことが多い

プログラミングには、挫折はつきものだと思っていますが、「プログラミングの勉強がいつまでも進まない」 「学んだ通りにコードを書いているのに、なぜかエラーが消えない」という状態が続くと嫌になりますよね。

学習につまづいたときの対処法は、以下のようなものがあります。

google検索で調べまくる

ネットには、様々な情報があります。プログラミングでも同じで、検索すれば、ほとんど解決します。 しかし、ネットのサイトや記事は、初心者向けじゃないものが出てきます。

初学者が、検索で調べて、サイトや記事を見ても分からないということは多々あります。

Qiita、teratail

これは、プログラミングに関することを質問できる無料のサイトです。プログラミングのプロが、 応えてくれます。これらのサイトは、プログラマーのたまり場みたいに思っていただければ、 良いと思います。プログラマーが自分で記事を書いたり、知識を共有したりしてます。

しかし、こちらも質問しても、「回答が返ってきたけど、レベルが高すぎて分からない」 「自分が欲しかった情報と違う」ということも時々あります。

ドットインストール、Progate

ドットインストールとプロゲートは、お勧めです。初心者向けのプログラミング学習サイトです。 有料ですが、価格もそれほど高くありません。私も、利用しておりました。

しかし、どちらもプログラミングの基礎しか学べないという欠点があります。 先ほど述べたPythonやC言語は入門の講義しかありません。ただし、ドットインストールは、CSS,Javascriptなど一部の言語は充実していて、講義も多いので、学習する価値はあると思います。

ポートフォリオを作るなら、このサイトで勉強した後、独学で応用を学ぶことになると思います。 次に紹介する「Udemy」で応用を勉強すると良いかもしれません。

Udemy

一番おすすめの方法です。Udemyは受講者数：約4000万人、講師数：約70000人、講座数：約15.5万　(※2021年3月現在)を誇る 世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。

プログラミング学校に通うよりも圧倒的に安く、基礎から応用まで学ぶことができます。 例えば、Pythonと検索すると9000件ほど検索結果が出てきます。

私も受けておりますが、低価格で講義数も充実しいて、お世話になっております。 Udemyで勉強すれば、専門的な知識が身に着きます。

プログラミングスクール

プログラミングスクールは、分からないことがあれば、「すぐに回答がもらえて、 解決できる」「丁寧に教えてもらえるので、挫折をしにくい」 というメリットがあります。質問サイトとは違い、「欲しかった回答と違った」 ということはないでしょう。あれば、再度質問すれば、解決するでしょう。

ただし、費用がかかるというデメリットもあります。金銭的に余裕があり、 プロから、1～100まで習いたいという人には、お勧めです。