こんにちは。
私は、新卒で、教育関係の会社に入社し、その後、独学で勉強して、IT業界に入社しました。 本日は、私が、IT業界に入るまでの経緯や、それまでに何の言語を どのように、何を使って、勉強したのかについてお話いたします。
「IT業界に入りたいけど、何を調べればよいか分からない」「どうすれば、未経験の人がIT企業の面接に 合格するのか知りたい」という人はぜひご覧ください。
IT企業に合格するには、何の言語を勉強すればよいのか
「初心者の人は、HTML、CSSから」と聞いたことがあるのではないでしょうか。 これは、HTML、CSSが、圧倒的に簡単だということと、web系では、必須の知識となるからです。 (どのくらい時間がかかったのかは次の章でお話いたします。)
HTMLは、ブラウザに移される文章に、「ここは大事!」「ここは引用!」「ここまでの文章は、ひとかたまりだよ」 など文章に意味を与える言語です。 CSSは、ブラウザの装飾ができます。文字の大きさ、フォント、空白、背景色、位置など、 自由に飾ることができます。この下線やマーカーも、タイトルの緑のボックスも全部CSSでやっています。
私も、HTML、CSSは、web系では必須で、簡単で勉強にも時間がかからないので、 やっておいた方が、良いと思います。
しかし、HTML,CSSだけでは、企業側にアピールするには、少し弱いかもしれません。 実際、HTML、CSSの勉強が終わって、面接を受けに行ったら、どこにも受けりませんでした。 また、とある企業にエージェント経由で、応募していいか問い合わせると、未経験可と書いてありましたが 「その言語は、うちと関係ないから、応募できない」と言われたそうです。
実は、HTML、CSSは、Webブラウザ側の言語ですので、このwebページの見た目などは、好きに変えることが できますが、何かの機能を実装することはできません。
ですので、Webブラウザ側の言語だけではなく、サーバー側の言語を学ぶと就職できる可能性は 一気に広がります。
その中でも私がオススメするのは、PHP、Ruby、Pythonです。これらの言語は、比較的難易度が低く、 よく使われている言語です。私は、PHPの勉強をしました。私個人的には、PHPが一番おすすめです。 理由は、最後の章の「どうやって勉強を進めていったのか」でお伝えいたします。
どのくらい時間がかかったか
私が、就職するまでに勉強した言語とかかった時間は以下のようになります。
HTML、CSS | 約1週間 |
Javascript | 約2週間 |
Java | 難しいので、今でも勉強中 |
Unixコマンド | 約1週間 |
PHP | 約3週間 |
MySQL | 約1週間 |
python基礎 | 5日くらい |
大まかにこれくらいです。定期的に復習もしているので、実際はもう少し勉強しておりますが、 大体このくらいです。
HTML、CSS
1週間かかったと書いておりますが、ほとんどCSSの勉強です。HTMLは、覚えることも 多くはないので、1日中勉強すれば、1日か2日で習得できます。CSSも複雑なコードではないので、 1週間あれば大丈夫と思います。
Javascript
私が、この言語を勉強した理由は、「HTML、CSS、Javascriptを勉強すれば、アプリを作れる」と 聞いたからです。実際、データベースを使わないのであれば、問題なく作れます。 データベースを使わないということは、「アプリを一回閉じてしまうと、続きからやろうとしても できず、最初からになる」ということです。
ちなみに、Javascriptも今人気の言語です。しかし、こちらもブラウザ側の言語ということを知り、 Javaを勉強することになります。
Java
初級者向けの言語ではありません。一度勉強をやめて、下に書いてある言語を勉強した後で、 勉強を再開しました。しかし、今期があるひとは、マスターできると思います。 Javaは、トップクラスに使われている言語です。マスターできれば、大きな武器になります。
PHP
「エンジニアちゃんねる」などの複数のyoutubeチャンネル調べていくうちに、PHPを勉強しようと いうことになります。
MySQL
これは、データベースです。当時は、とりあえずコード、コマンドだけ覚えました。
pythonの基礎
コードは、すっきりとして複雑さはないので、苦労はしませんでした。 サーバー側の言語は、コードが似ていることもあり、PHPを勉強した後だったので、 すんなりと勉強が進みました。
どうやって面接に合格したのか
さて、いよいよ本題ですが、面接に合格するために準備をしたのは、ポートフォリオサイトです。 ポートフォリオサイトというのは、自分で実験で作ったサイトのことです。
私はポートフォリオを2つ作りました。
一つ目は、HTML,CSS,Javascriptを使って、作ったwebのクイズアプリ。 2つ目は、HTML,CSS,PHPで作ったクイズアプリです。
求人には、ポートフォリオサイトが必要な求人もありますし、ポートフォリオサイトを web履歴書に載せると企業から、オファーが届くようにもなりました。
ポートフォリオなしで、IT企業に合格する人もいますが、ポートフォリオサイトがあるのと ないのでは、大きく違うと思います。「自分がどれだけのものを作れるのか」 「どれだけ真剣に勉強したか」をアピールできるからです。
では、どうすれば、ポートフォリオを作る力が身に着くのか。それについては、つぎの章でお話いたします。
どうやって勉強を進めていったのか
私が、勉強の際使っていたのは、「ドットインストール」というサイトです。 月間1000円ちょっとで、プログラミングの講義を受け放題のサイトです。
私がドットインストールを使っていた理由は、PHPの講義が多かったからです。
私も最初は、参考書を使って勉強していましたが、一度挫折してしまいました。 ドットインストールに切り替えてからは、分からなくなることも多々ありましたが、 何とか勉強を進めることができました。
ちなみに、ポートフォリオサイトを作る際は、「クイズアプリ Javascript 作り方でgoogle検索」もしながら、 試行錯誤で作りました。
私が、お勧めする勉強のツールは、「ドットインストール」「progate」「Qiita」「teratail」 「Udemy」「プログラミングスクール」です。
ドットインストール、progate
両方とも、月間1000円程度で、そのサイトにあるすべての講義を受け放題のサイトです。
ドットインストールのメリットは、講義が多いことです。無料会員の状態でも、どんな講義があるのか見ることができるので、自分で見てから有料会員になるか決めるとよいでしょう。
progateのメリットは、環境構築なしで、プログラミングの学習ができるところです。 プログラミングにおいて、コードを覚えること自体はそこまで難しいことではありません。 覚えれば済む話です。しかし、環境構築は、OSによってやり方が違ったりと結構面倒くさい 部分があります。しかし、progateは環境がすでにサイトにあるため、すぐに学習ができます。 コードを間違えた時には、注意が出て、間違えたことが分かるようになっています。
Qiita、teratail
どちらもプログラミングに関しての質問ができるサイトです。質問に対して、プロが回答してくれます。 どちらも無料です。特に「Qiita」は、プロが書いた記事がたくさんあるので、分からないことが あったら、サイト内検索すれば解決するかもしれません。
Udemy
ドットインストール、progateは、現在では、基礎的な部分しかカバーできていないため、 それ以上を勉強したいのであれば、「Udemy」がオススメです。
受講者数:約3000万人、講師数:約42000人、講座数:約10万を誇る世界最大級のオンライン学習プラットフォーム です。カテゴリーは、開発、IT・ソフトウェア、データサイエンス、エクセル、 マネージメント、マーケティングなど、独学がしんどいという人は、使ってみてください。
プログラミングスクール
費用は、そこそこしますが、プログラマーが教えてくれるのは、ありがたいです。 プログラミング学習は、挫折の多い学習です。私も何度も挫折しました。今考えると効率が悪かった気がします。「Qiita、teratail」のようなサイトで質問するのも いいですが、それでは、とても時間がかかりますし、プログラミングは奥が深いので、 「質問して回答が来たけど、聞きたかった回答と違った」ということは、よくあります。
講師が、ついてくれれば、すぐに状況を把握し、回答してくれます。独学で勉強を進めていく 自信がない方にはお勧めです。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。