「スペイン語始めたいけど何から始めるべきか分からない」 「スペイン語を勉強を始めたけど、どんな教材を選べば良いのか分からない」という 人向けにスペイン語の勉強法、注意すべき点などをご紹介致します。
ぜひ、最後までご覧いただいて、学習の参考にしていただければと思います。
- 単語と文法を進める
- 教材はどんなものを選べば良い?
- スペイン語を学んだら声に出して話す
- スペイン語は特に復習が必要な理由
- スペイン語を楽しく勉強していくために
- スペイン語は独学で習得できるのか
単語と文法を進める
教材はどんなものを選べば良い?
参考書
スペイン語に限らず、「〇週間で身に着くスペイン語」など薄い参考書があります。 「しっかりとスペイン語をマスターしたい」という人には、このような参考書を向いていないと思います。
もちろん、旅行に行ける程度のスペイン語で良いという人は、薄い参考書でも 問題ないです。しかし、本気でスペイン語を勉強したい人は、厚めの本をお勧めいたします。
厚い本は、文法の説明もしっかりいていますし、何より演習問題がしっかりしているものが 多いです。参考書を選ぶ際は、覚えたことをアウトプットできる演習問題がのっているものが良いでしょう。
そして、いろんなものに手を出さず選んだものを何周も復習するようにしましょう。 小さく書かれたところや演習問題の文章も覚えるとかなり多くの知識が身に着きます。
また、参考書を読むのが苦手という人は、スペイン語の講義を受けられるUdemyがオススメです。Udemyは世界最大級の学習プラットフォームで、スペイン語のほかにもIT、財務、経理、人事、フランス語、英語などのビジネスに関する講義が15万件ほどあります。
単語帳
単語帳は、最初は、2000~3000語が載っている単語帳で、かまいません。 「少ないんじゃないの?」と思う人もいるかもしれませんが、 スペイン語は、英語に比べ、語彙数が少ないため、このぐらいの単語数で、 基本的な単語は、十分にカバーできます。
例文が、載っていて、かつ、例文の音声が入っているものを選びましょう。 見出し語の音声のみだと、単語が例文で実際に使われている時のリズム感が 分からないからです。
この単語帳が終わって、もっと語彙力を高めたいという方は、6000語~8000語がのっている単語帳も ありますので、そちらを購入するとよいと思います。
スペイン語を学んだら声に出して話す
言語は、自分の意志を相手に伝えるための道具です。人類が文字を使う前から、言語は そのように使われてきました。ですので、最も効率的に言語を習得する方法は、 人と話すことなのです。
ですので、新しく文法や単語を覚えたら、自分で声に出してみてください。この時、重要なのは、 人に伝えるような気持ちで声に出すということです。
お経のように、唱えても、言語学習では意味がありません。感情をこめて、 本当に人が目の前にいると思い、声に出しましょう。
また、コミュニケーションをとるという点で、スペイン語の教室に通うのもおすすめです。
スペイン語は特に復習が必要な理由
スペイン語は、英語に比べ、文法が複雑で、覚えることが多いです。復習をしないで覚えたことを復習せずに、勉強を進めていくと 挫折しやすくなってしまいます。
特に、スペイン語は語尾変化が多いので、法則性を復習しなければ、あいまいに覚えていると、覚えた語尾変化の知識が混ざってしまい、 分からなくなってしまいます。
スペイン語を楽しく勉強していくために
スペイン語学習では、モチベーションも重要な要素です。
スペイン語の音楽などを聴くと、モチベーションを保つのに非常に良いです。 また、スペイン語学習がある程度まで行くと、何度も歌のフレーズを聞くと次第に聞き取れるように なっていきます。
それを繰り返していくと、口ずさめるようになり、歌えないところを練習すると 曲を歌えるようになります。
ですが、歌詞を確認せずに、ひたすら聞き続けるというのは効率が悪いです。聞き取れないものは、いくら聞いても聞き取れません。 しっかりと歌詞を確認して理解したうえで、聞き流しましょう。
また、音楽には、人の気持ちを落ち着けたり、モチベーションを上げたりする効果も ありますので、スペイン語で好きな曲を見つけて聞くのもスペイン語学習には有効と言えるでしょう。
スペイン語は独学で習得できるのか
残念ながら、難しいと思います。独学で、勉強して言語を身に着けた人をあまり見たことがありません。
先ほども申し上げた通り、言語とはコミュニケーションのためのツールであり、コミュニケーションが最も効率の良い学習方法だからです。 一人では、コミュニケーションとして、スペイン語を使うことには限界があります。
教えてくれる先生がいれば、いくらでもコミュニケーションをしてもらえますし、分からないことがあると教えてもらえるので、 独学より、人に教えてもらう方が効率的だと言えます。
また、モチベーションの維持も独学では難しいです。一人でやるより、相談できる相手がいるとモチベーションを保つことができます。 私も独学だったら、スペイン語の勉強なんて、すぐにやめていたでしょう。
以上の理由から、独学では、スペイン語学習は、難しいと思います。将来の自分への投資と思えば、スペイン語教室の料金もそこまで高くはないのではないでしょうか。
もし、スペイン語を一緒にやってくれる友人や教えてくれる人がいないのであれば、 スペイン語教室に通うことをお勧めします。スペイン語でコミュニケーションを 取る機会も増えますし、学習で、つまづいても丁寧に教えてくれるからです。
本日は以上で終わりにさせていただきます。 皆さまのスペイン語学習がうまくいくことを祈っております。